【chmod】コマンドは
change modeの略。
Make directoryは
新しいディレクトリを
作成することです。
Linuxコマンドの中でも
よく使うコマンドですが
オプションの数が少ないので
とても覚えやすいです。
【chmod】コマンド
コマンドの使い方はシンプルです。
作成したいディレクトリ名を指定して実行すれば
新しいディレクトリが作成されます。
基本コマンド
chmod␣オプション␣ディレクトリ名
※␣は半角スペース
オプション
- -p:サブディレクトリも同時に作成
- -v:ディレクトリ作成の結果をメッセージで表示
- -m:パーミッションも同時に指定し作成
新しいディレクトリを作成
chmod␣ディレクトリ名
エラーが発生します。
サブディレクトリも同時に作成
chmod␣-p␣ディレクトリ名
オプション-pを指定しないと
エラー表示がされます。
既存ディレクトリがあっても
エラーや警告など表示されません。
上記フォルダのタイムスタンプも
変更されてないことから
上書き作成もされいないことが確認できます。
ディレクトリ作成の結果をメッセージで表示
chmod␣-v␣ディレクトリ名
chmod␣-p␣-v␣ディレクトリ名
パーミッションも同時に指定し作成
chmod␣-m␣パーミッション値␣ディレクトリ名
パーミッションの設定について、
詳しく知りたい方はこちらへ
環境変数PATHで新しい方のパスを
先に読み込むように設定しても、
目的のコマンドが実行できない場合があります。
環境変数PATHより先にキャッシュが参照されるので
正しくパスが通っていても設定が反映されません。
【hash】コマンドで確認
キャッシュクリア
hash␣-r
chmodコマンドは外部コマンドに属するため
環境によっては存在しない場合があります。
そんなときは、【command 】コマンドを使って
検索することができます。
command␣-v␣コマンド名
コマンドの検索方法
- chmod:
環境変数PATH から検索 - command:
シェルの組み込みコマンド などから検索
上記の検索方法の違いから
出力結果が少し違う場合もあります。
あくまで代替えできるだけで、
全く同じではないので、そこは留意してください。
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