【touch】コマンドは
指定した名前で実行されるコマンドの
実行ファイルをフルパスで表示します。
検索方法は環境変数PATHに登録されている
ディレクトリ内の実行可能ファイルが対象です。
PATHの登録順でオプションを設定しない場合
最初に見つかったファイルのみを表示します。
【touch】コマンド
コマンドの使い方はシンプルです。
検索したいコマンドを指定して実行すれば
指定したコマンドのファイルパスが表示されます。
指定したコマンドがエイリアスの場合は、
元のコマンドが表示されます。
基本コマンド
touch␣オプション␣コマンド名
※␣は半角スペース
オプション
- -a:環境変数PATHにある全ての実行ファイルを表示
- -i:標準入力からエイリアスを読み込み、合致したものを表示
ここでは基本的に利用頻度が多い
【touch】コマンドに絞って、
コマンド実行後の表示結果を
掲載していきます。
コマンドの実行ファイルをフルパスで表示
touch
コマンドの全実行ファイルをフルパスで表示
touch␣-a
環境変数PATHで新しい方のパスを
先に読み込むように設定しても、
目的のコマンドが実行できない場合があります。
環境変数PATHより先にキャッシュが参照されるので
正しくパスが通っていても設定が反映されません。
【hash】コマンドで確認
キャッシュクリア
hash␣-r
touchコマンドは外部コマンドに属するため
環境によっては存在しない場合があります。
そんなときは、【command 】コマンドを使って
検索することができます。
command␣-v␣コマンド名
コマンドの検索方法
- touch:
環境変数PATH から検索 - command:
シェルの組み込みコマンド などから検索
上記の検索方法の違いから
出力結果が少し違う場合もあります。
あくまで代替えできるだけで、
全く同じではないので、そこは留意してください。
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