そもそも、JREとJDKの違いを
人に説明できますか?
Javaのプログラミングができる人でも、
なんとなく分かる、名前だけは知っている、
そのようなレベルの人が多いはずです。
またオープンソースの
統合開発環境(IDE)を利用すれば、
JREとJDKの違いが分らなくても、
プログラムの製造ができます。
Javaプログラマー&エンジニアになるためには、
ここを避けては通れません。
ここでは、JREやJDKを初めて聞いた方にも
分かりやすく解説していきます。
JDK(Java SE Development Kit)
- 開発キット(開発者用)のソフト
- Javaプログラムの
開発環境 - Java SEを使用してプログラム開発する場合は、JDKが必要
- javacが含まれる
JRE(Java SE Runtime Environment)
- Javaのプログラム(Javaで作られたアプリケーション)を動かすソフト
- Javaプログラムの
実行環境 - 開発側だけでなく、一般ユーザ側もインストールが必要
- javacが含まれない
開発ツールの中にJavaコンパイラの
「
javacは人間が作成したJavaプログラムを
JVMげ読める形式に変換するためのツールです。
開発するには、
こうしたツールが必要になってきます。
ちなみに下の関係図から分かるように
JDK内にはJREも含まれています。
実際にコマンドプロンプトを
動かし確認していきます。
筆者の現在の実行環境は以下になります。
・Win10 64bit
・JDK:EclipseのJDKを環境変数に設定済み
・JRE:未インストール
・バージョン:Java SE8
こちらの記事で設定した環境になります。
Eclipse(Full Edition )を
インストール済みなため
JDKの環境構築が完了しています。
これからコマンドプロンプトで
javaとjavacのバージョンを確認します。
1.コマンドプロンプトを立ち上げ、
java -versionを入力し
Enterをキーを押します。
2.次にjavac -versionを入力し
Enterをキーを押します。
3.コマンドプロンプトに
以下の表示がされれば、
JDKが正常に設定されています。
パブリックJREとプライベートJREの
違いについて別の記事で解説しています。
下記ののサイトから
ご自身の環境にあった64bit版、
32bit版かをダウンロードが可能です。
※筆者はJava 8
1.ダウンロード画面1
2.インストール画面
デフォルトのダウンロード→ C:\Program Files\Java\jre1.8.0_241
3.インストールが完了すると
環境変数が自動的に登録されます。
4.java -versionを入力し
Enterをキーを押すとインストールした
パブリックJREのバージョンになります。
5.次にjavac -versionを入力し
Enterをキーを押すと
JDKのバージョンのままです。
もしパブリックJREだけの環境で
「javac -version」を実行すると
コマンドとして認識されない。
1.JDKのPATH
2.JDKのPATH → パブリックJREのPATH
3.コマンドプロンプトで
「java -version」のコマンドは可能だが
「javac -version」のコマンドは不可になる。
ここまでJREとJDKの違いについて
解説してきました。
開発環境の構築を繰り返すことで
自然と覚えていくでしょう。
分からなくなった場合は、
実際に実行してみるといいかもしれません。
この記事へのコメントはありません。