JREはJavaプログラムの実行環境です。
一般ユーザはJavaアプリケーションを
実行できればいいだけなので
JREのみをインストールして利用しています。
JREは大きく分けて2つに分類できます。
JREとJDKの違いが分らない人は、
こちらで詳しく解説しているので
参考にしてください。
プライベートJRE
- JDKをインストールした時にプライベートJREが一緒にインストールされる
- JDK内部に含まれている
- デフォルトのダウンロード→ C:\Program Files\jdk1.8.0\jre
パブリックJRE
- 他のJavaアプリケーションで使用可
- JDKの外部に含まれている
- デフォルトのダウンロード→ :\Program Files\Java\jre1.8.0
1.Eclipseの「ウィンドウ」→「設定」
→「Java」→「 インストール済みのJRE」
→ 「追加」を押下。
2.JREの選択画面の「標準 VM」
→ 「次へ」を押下。
3.「ディレクトリー」
→ インストールしたパブリックJREを選択し
「完了」を押下。
パブリックJREの追加後、
インストール済みのJRE画面でチェックを入れて
「適用」押下すれば完了です。
プライベートJRE
1.プライベートJJREのJRE システム・ライブラリー
→ rt.jarを展開します。
2.プライベートJJREのrt.jarを展開すると、
ソース添付は有で、Javadocロケーションに
パスの記載があります。
パブリックJRE
1.パブリックJJREのJRE システム・ライブラリー
→ rt.jarを展開します。
2.パブリックJJREのrt.jarを展開すると、
ソース添付は無で、Javadocロケーションに
パスの記載があります。
ソース添付
ソース添付のライブラリーと
ソースコードが紐づいていれば
ソースコードやクラスを参照できます。
1.ソースコードを参照したい部分に
カーソルを合わせて「F3キー」を押下。
2.ソースコードを参照したい部分の
ソースコードが表示されます。
正常に設定がされていればプログラミング中に
ライブラリのソースコードを
簡単に確認できるようになります。
Javadocロケーション
Javadocを参照できます。
※Javadoc:ソースコードから
プクラスやメソッドの説明が表示できる
ドキュメントを生成する仕組み
1.ソースコードを参照したい部分に
カーソルを合わせて
「F2キー」+「shiftキー」を押下。
2.カーソルを合わせた部分の
ソースコードのjavadocが表示されます。
補足
jdk1.8.0_241をインストール済の場合
インターネット上のJavadocを
直接参照する以外に、
ローカルにダウンロードしたファイルを
参照することも可能です。
ローカルファイルを参照する場合は、
[Javadocロケーション]に
“file:/D:/jdk1.8.0_241/docs/ja/api/”
といった形式で指定します。
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